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2019年組踊上演300周年と対馬丸記念館開館15周年を記念して、上演された舞台が19日、那覇市で再演されることになりました。新作組踊「対馬丸」は芥川賞作家・大城立裕さんが手がけるものです。
1944年にあった疎開船「対馬丸」の遭難から10・10空襲まで戦争の悲惨さを描き、北谷町の小学生とプロの役者約20人が演じます。
対馬丸記念館・高良政勝理事長は「戦争の記憶を途絶えさせてはいけない、そして伝統芸能も途絶えさせてはいけない」と話していました。
また高良理事長は「対馬丸に乗船して、亡くなった子どもたちの慰霊と鎮魂になる」と開催の意義を話しました。組踊「対馬丸」は19日に琉球新報ホールで上演されます。