新年最初は3年連続のホームラン王を狙う山川穂高選手です。今シーズンの意気込みを聞きました。
山川選手「あけおめです!」
人懐っこい笑顔で挨拶したのは、昨シーズン2年連続2度目のホームラン王に輝いた、西武ライオンズの山川穂高選手。今年は元日から自主トレを開始。今シーズンにかける思いを聞きました。西武の山川選手と新年のインタビューです。
Q.山川選手にとってはどんな年だった?
山川選手「自分で定めた数字、成績を越えられなかった。今年は絶対そういうことがないようにしたいですね。」
山川選手「(今年)一番のテーマは『シンプル』ということをテーマにおいて、シンプルにするためにどうするかというのをやりたいです。プロまでいくと打席に600席に立つので。年間通しての成績なので、それをなくして一貫性を持ってやるのが今年の目標ですね。」
Q.それは去年は見えていなかった?
山川選手「毎打席バッティングフォームを変えていた。それがダメなことですよね。」
ことしのテーマに「ブレない」を掲げた山川選手が去年、一番思い出に残ったホームランは、沖縄での一発だったと言います。
山川選手「もうあのホームランは人生の中でナンバーワンなので、初めてですよ鳥肌が立ったの。打った瞬間に、頭からファ~っと。鳥肌が立ったのは初めてなので、あれに勝てるものはこれから先もないと思いますけど。」
実はこのホームランの裏に、ある思いがありました。
山川選手「やっぱり言ったことは守らないとと思っていた。言ったら実現できますよね。『はいお前言ったよ。打てよ』って皆が思うわけじゃないですか。『お前嘘つくなよ』って。で打ったじゃないですか。そうしたら一気にドーンって山川の価値が上がると思っているので。言ったことはやらないといけない。」
山川選手「できればそういう発想というのを少年たちに持ってもらいたい。宣言してほしい。日ごろから。そうしたほうが良いと思いますよ。」
プロとして第一線で活躍する山川選手。その根っこには常に沖縄があると言います。
山川選手「だから裏切らないようにはやります。だからこそです。絶対沖縄の人だけは裏切っちゃいけない。沖縄県民全ての期待を背負ってスーパースターであり続けるつもりですけどね。」
Q.そこは有言実行の部分なんですね。
山川選手「そうですね。僕はそう思いますけど。」
この日、打撃練習は室内のみでしたが、3時間、フォームを確認するように汗を流しました。最後に、山川選手!ことしの目標を!
山川選手「今年は(ホームランの数は)言いません。打てるだけ打ちます。そして王を取ります。ホームラン王を。取るのは当然なので、3年連続ホームラン王を。必ず達成したいですね。」
山川選手は今シーズンから背番号は「3」番になりました。その数字通りの3年連続のホームラン王、期待しています。