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工期が延び費用が増大した辺野古新基地建設について、河野防衛大臣は「無理のない工程」と述べましたが玉城知事はこれを批判しました。
辺野古の新基地建設で工事には9年半かかり普天間基地の返還までに12年かかると見直した国の計画は、軟弱地盤の改良などにより13年以上かかるとした県の試算を裏付けた格好です。
25日、河野防衛大臣は「(専門家の皆さんから)無理のない工程と聞いておりますので、なるべく早くですね、今の普天間飛行場の危険性の除去ということを考えれば、辺野古移設をしっかりやっていきたいと思います」と述べ辺野古が唯一だと強調し県に理解を求める考えを示しました。
この発言に対し玉城知事は翌26日、「こういう公共工事はやめた方がいいということを繰り返し述べてきた通りだ」と批判しました。
国は軟弱地盤の補強に7万本以上の杭を海底に打ち込むため、県に設計変更を申請しなければならず申請は2020年の年明け後になる見込みです。