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竹富島でリゾートホテル建設を計画している事業者が計画に反対する住民を名誉棄損にあたるとして訴えている裁判。これに対し12月20日住民側は「スラップ訴訟だ」として事業者を反訴しました。
金髙望弁護士「竹富島を守る会の代表を相手に2000万円もの請求をした案件はいわゆるスラップ訴訟である、運動を委縮させるための不当な裁判である」
裁判で竹富島、コンドイ浜のリゾートホテルの事業者であるアールジェイエステートは建設計画に反対する住民がインターネットで発信した情報が社会的評価を著しく低下させたとして住民の代表を名誉棄損で訴えています。
これに対し住民側が20日会見を開き、事業者が起こした裁判は計画に反対する島民を弾圧・委縮させるための不当なスラップ訴訟だと主張し反訴したことを明らかにしました。
竹富島を守る会阿佐伊拓会長「竹富島だけではなくいろいろな地域でこれから起こるような開発の問題」「(島の)皆さんの意見を聞いてみんなで(反訴を)決めました」
島のリゾート計画をめぐって起きた島民と事業者側との裁判の行方が注目されます。