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25日から沖縄を訪れている北沢防衛大臣は26日、普天間基地とその移設先となっている名護市辺野古を視察し、地元の市町村長と面談しました。
午前中、アメリカ軍のキャンプシュワブを訪れた北沢大臣は、建設予定の滑走路などについて沖縄防衛局の真部局長から説明を受けました。この中で北沢大臣は「ジュゴンはどれくらいいるのか」と質問し、真部局長は「個体で確認しているのは3頭」と回答。さらに大臣は「ウミガメはいるのか」と尋ね、騒音が生き物に与える影響などを質問していました。
その後大臣は名護市の島袋市長らと面談し、終了後に島袋市長は記者団に対し「今までの長い間の経緯もあるので、早めに進めていただいて、今までの思いを政策に反映させてと(伝えた)」と述べました。
また北沢大臣は辺野古での視察についての記者の質問に「図面上で説明を受けているのと、実際に美しい海を見るのは相当違うという思いを抱いた」と述べました。
その後、嘉手納基地を抱える三連協のメンバーと面談。そして宜野湾市の嘉数高台から普天間基地を視察し、騒音被害などについて宜野湾市の伊波市長から説明を受けていました。
普天間基地の移設計画について北沢大臣は、鳩山総理大臣がアメリカから帰国後に報告し、一日も早く方向性を出したいと話しています。