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国が取り消した県の埋め立て承認撤回の効力の回復を求める裁判が、26日午後、那覇地方裁判所で始まります。

辺野古をめぐる県と国の裁判は、これで8件目で国が埋め立て承認撤回を取り消したのは違法だとして、県は撤回の効力の回復を求めています。

県は沖縄防衛局が、一般私人を救済する「行政不服審査制度」を使って撤回を取り消したのは違法だと主張している他、軟弱地盤や活断層の問題などが判明したため、辺野古は埋め立てに適さない場所で撤回は正しいとも訴えています。

一方、国は埋め立て承認撤回の効力の回復を求めるのは、行政的なもので、裁判の対象にはならないとして県の訴えを却下するよう求めています。

第一回口頭弁論では、玉城知事が法廷に立ち撤回の正当性を改めて主張するする予定で、裁判は午後2時半に始まります。

埋め立て承認撤回復求め裁判開始