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嘉手納基地周辺の河川や地下水から、有害な有機フッ素化合物PFOSなどが検出された問題で、市民にもっと関心を持ってもらおうと、4日宜野湾市で勉強会が開かれました。

北谷浄水場の取水源となっている大工廻川や嘉手納井戸群などから、有害な有機フッ素化合物PFOS・PFOAが高濃度で検出された問題。勉強会では、この問題に取り組んでいる嘉手納ピースアクションの豊里友治共同代表が「汚染されている基地周辺の水源からの取水をやめて、北部の水源に切り替えるべきだ」と訴えました。

また県企業局がPFOSやPFOAを取り除くために使用している粒状活性炭の効果についても「厚生労働省と県企業局の評価が食い違っている」と疑問を指摘しました。

生活に欠かすことができない水の問題だけに、参加者たちは、豊里さんの話に熱心に耳を傾けていました。