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火災のあった世界遺産・首里城跡では、3連休初日の2日、訪れた人たちから悲しみの声が上がっています。現場では2日も実況見分が続いています。
2日の実況見分は警察と消防130人態勢で午前10時すぎに始まりました。
消防などによりますと、警備員への聞き取りから火元は正殿の中とみられています。このため、1日の実況見分では正殿の北側部分を重点的に調べたということですが、火災で焼け落ちたがれきの撤去などで作業が思うように進まなかったということです。
首里城では、出火のおよそ1時間前までイベントの準備作業が行われていて、警察や消防は今後、業者の立ち会いを求めて作業手順などを確認することにしています。
現場には焼け落ちた瓦や木材が大量に残されているため、出火原因の解明などにはかなりの時間がかかりそうです。