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性暴力の被害者をサポートできる人材を育成するための実践研修が14日に行われました。病院で行われた研修には、看護師や保健師など約75人が出席しました。
県内では、性暴力被害の相談を24時間いつでも受け付け、医療支援を提供できる病院拠点型の「ワンストップ支援センター」が8月に開設していて、被害者をサポートできる人材の育成が急務となっています。
研修で講師を務めた、性暴力救援センター・大阪SACHICOの代表で、産婦人科医の加藤治子さんは、被害にあって心も体も傷ついた人たちにどのように接するべきかを話しました。
加藤治子代表は「性暴力被害にあって、何も自分の人生も、夢も純潔も失うわけではないわけですね。あなたはただ、望まない事をされただけなんですよっていうことをしっかり伝える」と話していました。
最近ではSNSの普及で誰とでも簡単にやり取りできるため、10代が性犯罪に巻き込まれるケースが増加しているということで「ワンストップ支援センター」では、被害にあった場合は早めに相談するよう呼びかけています。