玉城知事と県職員が県の事業を運営する法人と契約前に会食していた問題で自民党など県政野党は百条委員会の設置を求める動議をきょういったん取り下げました。
一体、何があったのでしょうか…
自民党・島袋大県議「本当に疑惑を解明するためには百条(委員会)の設置は大前提です。今の与党の立場ではですね、本会議場で数の原理で多数(決)で切ればいいという判断にしか見えません。」
声を荒げるのは、玉城知事や県職員の会食問題を追及する県政野党の自民党・島袋大議員、島袋議員が声高いなるわけはこの会見が開かれる2時間前にありました。
自民党・島袋大県議「これだけバカでかい疑惑がある中で、百条委員会を設置するために与党の代表者とお会いして説明したいという話をしてきました。」
自民党など県政野党が追及する「玉城知事の会食問題」。知事の目玉政策である「万国津梁会議」を運営する法人と玉城知事や県の職員らが契約が決める前日に会食していたのは行政と業者の癒着だと野党は訴えています。
自民党・島袋大県議「県民が本当に疑惑を解明させたい、したい、だから県議会、い託しますよという県民の声ですよ。」
そこで、野党は百条委員会を設置して疑惑を解明しようと躍起になっているのです。そのためには、与党の協力が不可欠なため全会一致で足並みを揃えて百条委員会の設置に取り組もうと調整を続けていました。
ところが… 与党代表者会議の座長・照屋大河県議「百条委員会の設置の意向は確認できましたので、改めて所要の手続きが議会に提出された後に、各会派ごとにその判断を行っていく。」
与党は野党の意向には添えないと回答したのです。
自民党・島袋大県議「はいどうぞって本会議にあげて、あなた方、(百条委員会の設置を) 切る動きだよ。それにしか見えないよ。冗談じゃない!委員長、取り下げます。最終日で決着をつけよう。」
いったん、百条委員会の設置を求める動議を取り下げた野党、県議会最終本会議が開かれる15日に代表者会議を求めていて、そこでの議論をふまえたうえで、百条委員会の設置を求めるか判断する構えです。