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1965年から県都・那覇市の顔として親しまれてきた那覇市役所の本庁舎が、建て替えのため18日に閉庁し、44年の歴史に幕を閉じました。

市役所の閉庁に伴い、市議会も18日午前にこの議場で最後となる本会議を開き、そのあと歴代の正副議長を招いて閉場式を行いました。

この中で那覇市議会の金城徹議長は「時代の激しい変遷を見つめてきた本議場への大いなる感謝の意を表したい」と述べました。最後に中国福州市から贈られた議事堂の額が納められ、議員たちは3年後の新しい議場での活発な議論を誓っていました。

そして夕方、閉庁式が行われ、泉崎自治会の小橋川憲男会長が感極まった様子で、自治会のシンボルでもあった市庁舎に別れの言葉を述べました。

また翁長市長は、那覇高校の高校生だった時、当時としては珍しかったちらし寿司を「25セント」で食べた思い出を語り、職員とともに感慨深げに庁舎を見上げていました。