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インフルエンザの猛威止まらず

県内では、インフルエンザが夏場としては異例の大流行になっています。

この時期に猛威を振るうインフルエンザ・・・。沖縄では、全国で唯一、警報が発令されています。

県地域保健課久高班長「過去に新型インフルエンザがはやった2009年ですね、そのときも今の時期に流行したんですけれども、それよりも高いピーク、流行となっていて異例な流行と言えると思います」

県内では、8月2週目に、一医療機関あたりの患者数が10人を超え、インフルエンザ注意報が出されました。

しかしその後も猛威は続き、9月2週目には、警報が発令されています。インフルエンザの流行に伴い、学級閉鎖の数も、29クラスに上っています。徐々に減ってはいるものの、感染は「子ども」から「親」など大人へ。警戒はまだ必要だということです。

県地域保健課久高班長「徐々に子どもたちの感染というのは、いま落ち着きつつあって、学級閉鎖も少し減ってきたんですけれども、逆にそれを看病する親の世代が増加する傾向にあります」

医療機関では10月から予防接種が始まるということで、中部徳洲会病院の新里(しんざと)副院長は、重症化を防ぐためにも受けるよう呼びかけています。

中部徳州会病院・新里勇二医師「冬場にやる予防注射も5・6ヵ月ぐらいしか効果が持続しませんので夏場に「はやるインフルエンザ」には対応できないことが多いです。予防接種ではほとんどの医療機関で10月から始まると思いますけれども、予防接種を是非していただいてです」