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8月の県内への入域客は、3年連続で100万人台を超え過去2番目となりました。しかし、韓国からの入域客は大きく落ち込み、政治が観光に暗い影を落としています。
県文化観光スポーツ部が26日に発表した2019年8月の入域客数は、102万人余りと、過去最高だった2018年8月に次いで、過去2番目の多さとなりました。
このうち国内客は73万8300人で、0.1%増えましたが、外国客は28万2900人で5.7%減っています。国別に見てみますと、関係が悪化している韓国が最も減っていて、前の年、4万2000人いた入域客は、2万3500人となり、44%減っています。
今月も、韓国からの入域客は減る見込みで、前年9月に週72便あった航空路線が9月は32便に減るなど、政治的対立が、観光に大きく影響する形となりました。また、デモによる空港閉鎖が影響した香港も7.4%減少しています。
県では、韓国からの入域客の減少については厳しい状況にあるとみていて、商談会を開くなどして「引き続き業界関係者との連携を切らないようにしたい」と話しています。