金城キャスター「最近の日韓関係の悪化によって国内への韓国人旅行客が減少しています。赤嶺さん深刻になってきたようですね」
赤嶺さん「はい。こちらご覧ください。沖縄タイムスの記事です。これは、18日に観光庁が発表したことし8月の国別の、訪日客数の推計調査。際立つのは、韓国で、前年同月比で48%減の30万8700人で大きく減少しました」
金城キャスター「県内への影響も出始めているようで、実際に僕も街に出て話を聞いてきました」
日韓関係の悪化による影響が数字になって表れています。国内でことし8月の訪日客が48%減少する一方、県の調査では7月に沖縄を訪れた韓国人客数は前年同月比で、2000人減っています。
県では、前年を下回った理由について旅行自粛の動きなどが影響したと分析し、今後も航空路線の減便が予定されていることから今後の影響も懸念しています。実際、韓国からの観光客減少は影響しているのか街で伺いました。
Q.韓国の人は減ったのか実感は?今後の不安はあるか?日韓関係の悪化についてどう思うか?
国際通りの店の人「前は賑わっていた毎週火曜日に(韓国から)クルーズ船が来るその日だけは人が通れないくらいいっぱいいた最近は全然いない」
国際通りの店の人「実際お客さんでも片言でも韓国語を話していて来ていることがあるので来てくれているとは思う」
国際通りの店の人「夏ごろから減ってきている。ファミリーとか来る方が多かったがここ3カ月くらいでかなりお客さんは減っている」
日本と韓国の関係悪化。そんな中、開催された、弁論大会がありました。日韓の文化交流と友好親善を目的に13年間続いています。
在日本大韓民国民団沖縄県地方本部金美敬事務局長「最後まで開催するかどうか迷ったんですけど、やっぱりこんな時代だからもっとやったほうがいいんじゃないかなと思って、政治的な問題は一応置いといて、民間交流としてやったほうがいいんじゃないかなと思いました」
大会には中学生から大人までの8人が参加し日ごろ感じる思いなどを発表しました。
参加者(高校生)「日本が好きな友達と韓国が好きな自分で」「自分たちまだ高校生だけど、日韓関係がどうしたら良くなるかとか話してるので」
鄭匡賀さん(社会人)「私の周りでは人と人の繋がりってところでは、それは(日韓関係悪化)あまり感じることが出来なくて、政治を越えて、メディアを越えてずっと皆と仲良くしてきたいなって思いはあります」