甲子園リポートです。きのう開幕した夏の甲子園です!県代表沖縄尚学は、大会4日のあさって千葉代表の習志野と激突しますがきょうは初戦に向け調整を続けるナインの表情をお伝えします。
6日、101回目の夏の始まりを告げる入場行進で、憧れの聖地・甲子園を踏みしめた沖尚ナイン。
沖縄尚学 水谷留佳主将「ここで試合できたら楽しいんだろうなという気持ちになった。しっかり粘り強さを出してやっていきたい」
中村アナウンサー「夢の舞台で叶える初戦突破への決意を新たに沖尚ナインきょうは兵庫県尼崎市で汗を流しています」
それぞれの代表校に与えられている1日2時間の練習。限られた時間でもやることは沖縄にいる時と変えず、実戦メニューを中心にこなします。
比嘉公也監督は”試合の入り方”と”前半のゲームの終え方”が初戦のカギを握ると話します。
沖縄尚学 比嘉公也監督「夏というのは打てなきゃ勝てないという側面が強いので打撃練習には多くの時間は割いているかなと思う」
初戦にして春の選抜準優勝校・習志野に挑む沖尚。甲子園での活躍も期待される打撃陣は、相手エースの速球や左右の二枚看板を意識したバッティング練習を特に力を入れています。
沖縄大会では13の四死球を選び、中軸につなげた1番・神里航平。あさっての初戦でも沖尚打線のカギを握ります。
沖縄尚学 1番打者 神里航平選手「甲子園ではコントロールも良くなってくると思うしフォアボールは少なくなってくると思うので打って出るということも考えて初球から狙っていけるボールは打っていきたい」
一方、習志野の粘り強い強力打線に対する3人の投手陣。きょうは制球力が武器の比嘉大智と、2年生右腕・永山蒼が精力的に投げ込んでいました。盗塁の多い習志野に対し、キャッチャー・岡野真翔の活躍にも期待がかかります。
沖縄尚学 岡野真翔選手「(ピッチャーと)2人で協力し合ってけん制球などを入れて(盗塁)させないように努力していきたい」
初戦に向けて調整が続く沖縄尚学。大会4日目のあさって第3試合に千葉の習志野と対戦です。