沖縄の他、鹿児島、熊本、宮崎の南部九州で熱戦を展開していますが、県内ではきょう自転車競技がスタートしました。
全国各地区の予選を勝ち抜いた脚自慢、体力自慢の高校生選手たちが集まった自転車のトラック競技。
4kmチームパシュート予選には北中城高校が登場しました。チームパシュートとは別名「団体追い抜き」。1チーム4人が同時にスタートし、空気抵抗での体力消耗を避けるため、先頭を走る選手を交代しながらレースを展開!3人目の完走タイムがチームの記録となります。チーム一人ひとりの力が求められる競技なのです。
北中城3年・比嘉祐貴選手「最後ちゃんと(3人)みんなでゴールすることを目標に頑張っていた」
北中城3年・比嘉祐貴は骨折からの復帰を今月果たしたばかりの選手。日頃、練習で慣れ親しんだトラックでのレースに挑みました。しかし、結果は、ベストタイムに20秒近く届かず21位。予選通過はなりませんでした。
北中城 3年・比嘉祐貴選手「タイムは出なかったが、ちゃんと最後みんなでゴールできたので良かった。みんな個人戦でしっかり予選を上がって決勝でも結果を残せるように頑張りたい」
一方、こちらは、トラック内で助走をつけラスト200mのタイムを競うスプリントの男子予選。県勢2人が全国の舞台に挑みました。
地元の声援をバックに出場した与勝高校3年の與古田龍門。高校最後の夏、初のインターハイ出場を勝ち取った與古田。その結果は残念ながら、予選突破とはいかなかったものの、全国のレベルを体感できたレースとなりました。
与勝 3年・與古田龍門選手「全力が出せたので気持ちとしては十分楽しんだと思う。将来はケイリン選手になって世界でも活躍できるような選手になりたい」
また、スプリントにはもう一人、北中城3年の瑞慶覧寿も出場。こちらも予選突破はなりませんでしたが懸命の走りに拍手が送られていました。