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21日、那覇空港で管制官の指示を得ていない旅客機が滑走路に入り、別の旅客機が着陸をやり直す重大インシデントが起きました。

国土交通省によりますと、21日午後1時すぎ、アシアナ航空の旅客機が「滑走路の手前で待機」という管制官の指示に反して滑走路に進入しました。このため着陸しようとしていたJTA機が、那覇空港まで3.7kmの所で高度を上げて着陸をやり直し、予定より15分程遅れて到着しました。両機の乗員・乗客にけが人はいませんでした。

アシアナ航空では、すでにパイロットへの聞き取りを始めていて、「国の調査に協力し、原因を突き止めて再発防止に取り組みたい」としています。今回のトラブルについて国の運輸安全委員会が重大インシデントとして原因を調べています。