仲本記者「こちらの会場ではセブン‐イレブン伝統のあるセレモニーが行われているんです」
こちらは「ターンキー式」といわれるセレモニー。オープンを前に、各店舗のオーナーにカギを渡すというものです。
いよいよ11日オープンとなるコンビニ業界最大手、セブン‐イレブン!全国で2万店以上を展開していて、沖縄が唯一の空白県でしたが、あすいよいよ県内にも14店舗が一斉オープンします!
女性「(セブン-イレブンに行ったこと)まったくないです。おいしいって言われてるもの買って食べたいですよね」
男性「おでんとか結構好きで、セブン-イレブンでよく食べてました」
高校生「パン、おにぎり、カフェラテ、飲み物」
街の人たちも楽しみにしているのが、弁当や総菜といった、いわゆる「中食(なかしょく)」。全国では、1店舗あたりの1日の平均売り上げは、およそ65万円と、2位に10万円以上の差をつけ、業界トップとなっています!
11日のオープンを前に、きょうはセブン―イレブン・沖縄の久鍋社長らはけさ玉城知事を訪ね、挨拶をしました。
セブン‐イレブン・ジャパンの古屋一樹取締役会長「地元のあらゆる関係者のご協力のもとに、あす開店を迎えることができた。沖縄の皆さんがより豊かな生活体験ができるお店を目指したい
玉城知事も県民同様、開店を心待ちにしている様子です。
玉城知事「県内の皆さんもオープンを楽しみにしていらっしゃると思います。私も去年の9月30日、県知事選の前までは衆議院議員でしたので議員会館前のお店はよく利用させていただいていました」
県民も気になるオリジナル商品。午後の会見では、県産品などを使った沖縄限定商品、13品が発表されました。
金城記者「定番のゴーヤーチャンプルーやポーク玉子などが並ぶ中、特に注目なのがチキンなんです。県民のし好に合わせて3種類が用意されています」
セブン‐イレブン・沖縄の久鍋研二社長「沖縄県の出店については内地の味を食べたいという声が本当にありました。ただ、沖縄県にもまだ、私たちとしても大変魅力的な商品や商材がたくさんあります。セブン‐イレブンが作る沖縄の味。そういったことで厳選をさせていただき、今回13アイテムとさせていただきました」
長嶺秀俊(ながみね・ひでとし)オーナー「人数はそろっていないけれど、質はかなり良いので、地域1番店目指して頑張ります。」
式には、15年以上続けた仕事を辞め、夫婦で店の経営をするという一大決心をした長嶺さん夫婦の姿も。日本最南端のセブン-イレブン糸満市真栄里東店のオーナーとなる長嶺さん夫婦。いよいよあす迎えるオープンに向けての決意を語ってくれました!
長嶺秀俊オーナー「一番はお客様が居心地のいい店、帰りたくない店。笑顔の絶えないお店にしたいと思っていますので、ぜひ皆さま糸満真栄里東店、お越しください。よろしくお願いします。」
セブン-イレブンの出店により、コンビニの競争が激化するという統計も。セブン-イレブンは今後5年間で新たに250店舗の出店を目指しています。
現在、沖縄は人口10万人あたりの店舗数が38.6店舗と全国45位。それが、今後、一挙に3位にまで急上昇することになるとみられています。
地殻変動が起きる県内のコンビニ業界。私たちの生活にどのような影響を与えるのかが注目です!