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小学校で平和学習

子どもたちに平和の尊さについて考えてもらおうと、那覇市の大道小学校の6年生が平和学習を行いました。

翁長安子さんは、「私たちは、天皇陛下の良い国民になりますと、挨拶をやりました」と話しました。子どもたちに、戦争体験を語るのは、大道小学校の近くにあった沖縄女子師範学校出身の翁長安子さんです。翁長さんは沖縄戦当時15歳。女子師範学校の2年生で、看護隊、いわゆる、ひめゆり学徒隊には参加せず、警備召集隊に従軍しました。

翁長安子さんは「何も、お互いに憎みあう相手でもないのに、死にに行くんだなと。あなた方の時代はね、平和な沖縄であってほしいと、私は願ってます」と話しました。

子どもたちは「戦争は、人の命や自分の命を奪ってはいけないと知ったので、日頃からも友達との関係を深めて、もっと仲良くしたいと思いました」と話しました。

大道小学校では、平和学習の成果を新聞にまとめることにしています。