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慰霊の日を前に、今帰仁村の小学生が、地元の戦跡で平和学習を行いました。
戦争中、地元で何が起きていたのか知ってもらおうと企画された19日の平和学習。今帰仁村立兼次小学校の6年生22人が、村内にある壕などの戦跡をまわりました。
沖縄戦当時12歳だった仲嶺盛治さんは、避難先の壕に銃を持った米兵がやって来たときの様子を語りました。仲嶺盛治さんは「(米兵は)鉄砲を持っていますから、いつ撃たれても、どうしようもないところでした、ここは」
男子児童は「戦争で銃とか向けられて、いつ撃たれてもおかしくないと思って、とても怖いと思いました」と話しました。
女子児童は「友だちとか、人をもっと大事にして、争いとかないようにしていった方がいいと思った」と話していました。
地元の戦争について、学んだ児童たちは、この日の内容をまとめ、下級生に発表することにしています。