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この一連の要請の内容についてPFOSなどの問題を研究している環境NGOはどのように評価したのでしょうか。
環境NGO「インフォームドパブリックプロジェクト」の河村雅美代表。県や市町村に先駆けて、PFOSなどの汚染を調べてきました。
県の要請への評価
河村雅美代表「合格点が60点だとすると、そこには達していないかなという感じです。3年間問題は続いているのに、いきなり報道が続いて、6月の県議会をこれから迎えるということで、そこで慌てて要請を始めたという、収束させようとか、沈静化のための要請しか見えないというのが今回の県の要請の仕方だと思います」
要請の中身について
河村雅美代表「ここでその嘉手納、普天間とも県知事が米軍基地が汚染源である可能性が高いという風に、初めてきちんと文書という形で名言したのは、これは問題を進める上では評価できるというふうに私は思いますあとの要請事項に関しては、そこは評価が、私の目から見ると厳しく思えます。県民は、一番不安なのは、嘉手納基地周辺の水源から取水する、そういう水が供給されているということで、血液から有害物質が検出されているという現実をうけて、安全な水の供給という、そこが一番求めているわけですよね。そういう緊急の問題が、国の基準値とか目標値という問題で解決できるのか」
今後求められる課題
河村雅美代表「今の私たちの水の状態は、異常な事態であるというのは、もう一回認識し直した方がいいと思う」