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30日に石垣市で行われた衆議院選挙の投票で、小選挙区と比例区の投票用紙を誤って交付するミスがあり、20人分の投票が無効となっていたことが分かりました。

石垣市選挙管理委員会によりますと、ミスがあったのは、市内の大川と大浜の2か所の投票所で、午前7時の投票開始直後に訪れた有権者20人に、小選挙区と比例区の投票用紙を誤って反対に交付したということです。

このミスは、投票用紙を交付する機械にそれぞれの用紙を逆に入れてしまったためで、小選挙区、比例区合わせて40票が無効票となりました。

また、ミスに気づいた係員が、間違った用紙で投票した6人にあらためて比例区の投票用紙を交付し、再投票させました。これは公職選挙法で禁止されている二重投票となり、投票者数より投票数が多くなる結果となりました。

石垣市選挙理委員会は無効票となるミスを犯したことについて、「貴重な意思表示を不注意で台無しにし、心からお詫びします」と謝罪しています。