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沖縄の高校生が埼玉の火事の現場から少女を救出

沖縄の高校生が、埼玉県の少女を火事の現場から救い出しました。勇気ある高校生にインタビューです。

立ち上る赤い炎。2階で逃げ遅れた少女の元へ駆け付けたのは一人の高校生でした。4月30日、埼玉県の住宅街で起きた火事。真っ黒に焼けた部屋の跡が火災の強さを物語っていました。

那覇高校3年、玉城弘次廊さんは「少女を助けないといけないという気持ちが強かったので怖くはなかったです」と話しました。

大型連休を利用し、埼玉県にある両親の友人の家に家族で訪れていた時、家の前の火事に気づいたといいます。

玉城弘次廊さんは、「自分が行かなかったら、他の人が行っていたと思う」と話しました。

また、体が先に動いたと話し、少女の元に行き、「お兄ちゃん来たから、大丈夫だよ、みたいな感じで、優しく言った。そうしたらちょっと安心してくれたみたいで」と話しました。

こうして玉城さんは、周囲の協力もあって無事少女を救出しました。玉城さんは、「(少女を救出した後)お母さんの方は、もう泣きながら、ありがとうって言ってくれたので、それが一番うれしかったです」と話しました。

玉城さんの勇気ある行動は今、学校中から讃えられているということです。