いよいよ今度の日曜日が決戦です。きのうから3日攻防に入った衆議院沖縄3区補欠選挙屋良、島尻の両候補にここまでの手ごたを聞きました。
衆議院沖縄3区補欠選挙には、無所属でオール沖縄が推す新人での屋良朝博さんと自民党公認で公明・維新が推す、新人の島尻安伊子さんの2人が立候補しています。
投開票を日曜日に控え、昨日から終盤戦に入った選挙戦は激しさを増す中で一騎打ちの両候補は、ここまで、有権者への訴えをどう感じているのでしょうか
辺野古問題を重点に訴えている屋良さん。選挙戦序盤から街頭での演説を積極的に行い3日攻防に入ったきのうも住宅地を回りました。心配していた知名度については。
屋良朝博候補「知名度が一番課題だったんですけど、少しずつ手を振っていると返してくれる人が増えてきている、そんな感じがしてますね。手ごたえは十分に今感じています。」
一方の島尻さんは、序盤は、支援者まわりに多くの時間を割きましたが、徐々に街頭での時間を増やし政策の柱に掲げる、子どもの貧困対策や県内での経済格差の解消などを根強く訴えました。
島尻安伊子候補「やっぱり街頭に立っていると頑張れという声が日に日に多くなっていくというのは、候補者として感じているところです。もうとにかくぬちかじり頑張っていく所存です。」
有権者の関心の高まりがカギを握る選挙戦もきょうを入れて残り2日です。
屋良朝博候補「日に日に有権者の方々の反応が強く大きく感じられるようになっておりますので23あと三日間突っ走っていくだけです。」
島尻安伊子候補「とにかく基本に戻って握手をしたり、朝、街頭に立つと、話を聞いてもらうということだと思います。」
衆院3区補欠選挙 記者解説
ここからは取材をしている船越記者です。選挙もいよいよ大詰めですね。
記者「はい、そこで今回の選挙区をおさらいです。こちらをご覧ください。衆議院沖縄3区の選挙区は沖縄市やうるま市、名護市などが含まれ県内4つの衆議院の選挙区の中で最も有権者の数が多い選挙区なんです。」
それだけに抱える問題も多そうですね。
記者「はい。那覇に集中する南北の経済格差の問題などこの選挙区で共通している問題もありますが地域としても直面している問題があります。」「名護市では今回の選挙の大きな争点となっている辺野古新基地建設の問題。うるま市や沖縄市は、若年層妊産婦の数が県内でも多く子どもの貧困などの問題を抱えています。」
記者「それぞれの全体としても問われるものですがその問題に、 両候補それぞれが政策を打ち出しています。」
投票は今度の日曜日です有権者は、両候補の主張を比較して大事な一票を投じてほしいと思います。