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沖縄の伝統的な弔い方で、現在ではほとんど行われなくなった「洗骨」を記録した写真の展示会が、那覇市で開かれています。写真展は、フォトグラファーの照屋寛則さんが、学生だった1977年、沖縄市園田で行われた親族による「洗骨」の一連の流れを記録したものです。
「洗骨」とは、火葬をせず、墓の中で骨になった遺骨を数年経ってから再び取り出し、洗い清める風習です。戦後火葬が一般的になり、70年代には、ほぼ行われなくなりました。
近親者だからこそ、詳しい様子を近くで撮影できたといえる貴重な21枚。照屋さんは研究資料として役立てられればと話しています。