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沖縄返還を巡り、日米間に密約があったかどうかが争われている裁判で東京地裁は元外務省・アメリカ局長に証人尋問を行う方針を明らかにしました。
この裁判は1972年の沖縄返還の際、「アメリカ軍施設の移転費用などを日本側が肩代わりする」との密約があったとしてジャーナリストらが国に対して文書の公開を求めているものです。
「密約」についてはアメリカの国立公文書館からそれを裏付ける文書が発見されています。
東京地裁で12月に証人として尋問される元外務省・アメリカ局長の吉野文六さんは報道機関の取材に対して密約の存在を認めていて法廷で改めてこれが証言されれば政府に大きな衝撃を与えそうです。