※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
辺野古新基地建設の是非を最大の争点とした衆議院沖縄3区の補欠選挙が4月9日告示され、これまでに新人2人が立候補の届け出を行いました。
これまでに立候補したのは届け出順に無所属でオール沖縄が推す新人の屋良朝博さんと、自民党公認で公明と維新が推す新人の島尻安伊子さんの2人です。
今回の選挙は、2018年9月の県知事選で当選した玉城デニーさんの議員失職に伴い実施されるものです。
屋良朝博候補は次のように話しました。「沖縄を何十年も悩ませ続けているこの普天間の問題アメリカ軍の基地の問題、クリアしないと私たちは明るい未来へと進めない」
屋良さんは沖縄市のコザ十字路で出発式を行い、玉城知事や支援するオール沖縄の関係者が応援に駆け付けました。
屋良さんは記者時代に培った基地問題への知識を生かし沖縄の基地問題を日米両政府に訴えていくと強調しました。
島尻安伊子候補は次のように話しました。「普天間の危険性の除去のため辺野古にいったん移す。沖縄の振興に必ずや貢献する」
一方、島尻さんは、沖縄市の胡屋十字路で出陣式を行い、自民、公明、維新の代表らが応援に駆け付けました。
島尻さんは、元沖縄担当大臣の実績を前面に打ち出し、経済振興で豊かな県づくりや、子どもの貧困対策などを訴え、支持を呼びかけました。
衆議院沖縄3区補欠選挙は4月21日に投開票されます。