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6月に石垣市で、父親が当時3歳の長男を殴り死なさせた事件を受けて、県社会福祉審議会が24日夜に会議を開き、事件の検証と今後の対応策を協議しました。
3回目となる県社会福祉審議会の審査部会で、部会長を務める沖縄大学の加藤彰彦教授は、今回の事件で八重山分室の対応が不十分だったとの考えを示しました。
そのうえで、相談件数が増加する中、職員が2人しかいない八重山分室の現状は限界だと指摘し、職員を増やすことや、虐待を受けている子どもを一時的に保護出来る施設など、整備が必要との提言をする方針を決めました。審査部会では9月7日に骨子をまとめ、県に最終報告をすることにしています。