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辺野古の埋め立てのための土砂搬出が加速するのか懸念されています。台風で岸壁が損壊し使えなくなっていた本部町の港の復旧工事が完了し、4月1日から使える状態になっています。
本部港管理事務所によりますと、本部港塩川地区は2018年の台風の影響で7つあるうちの3つの岸壁が壊れ使用が制限されていました。2019年から始まった修復工事は3月28日までに完了し、県による現場の確認検査も終えていました。
4月以降の使用申請について管理事務所では3月上旬ごろから受け付けていて、46件の申請が出されていました。このうち15件は辺野古関連の業者による申請で、1日から港を使って土砂を搬出することが可能な状態になっています。
使用できる期間は今回、4月末までとなっていて、それ以降使用を継続する場合、県に許可を更新する必要があります。今後、本部港が土砂搬出の拠点に加わることになれば、辺野古の埋め立ての加速が懸念されます。