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岩屋防衛大臣「結果にかかわらず継続決めていた」

沖縄が県民投票で示した埋め立て反対7割の声も沖縄の民主主義と切り捨てたということでしょうか。

3月5日の国会で、岩屋防衛大臣は県民投票の結果を受けても辺野古で続けれる工事について「投票の実施前にあらかじめ工事を続ける方針を決めていた」と述べました。

岩屋防衛大臣「あらかじめ、事業については継続させていただくというふうに決めておりましたので、総理へのご報告は、逐次行っておりますけれども、ご了承をいただいていたということでございます」

立憲民主党・福山哲郎議員「あらかじめ県民投票の結果は全く無視して、土砂の投入をすると決めてたんですね?」

これは5日の参院予算委員会で立憲民主党・福山哲郎議員の県民投票をめぐる質問に岩屋防衛大臣が答えたものです。大臣は県民投票の結果にかかわわらず辺野古の工事を進める方針を事前に決めていて、安倍総理の了承も得ていたことを明らかにしました。その安倍総理、県民投票の結果を問われると…。

安倍総理「その県民投票の結果について論評する立場にはないということでございます」「沖縄のみなさんのお気持ちに応えられるように、沖縄の基地負担の軽減に全力で取り組み、政府としての責任を果たしていく考えであります」

「沖縄の気持ちに応えたい」としながらも県民投票の結果は尊重せず、工事を進めるという政府の姿勢は矛盾そのものです。