こんばんは。ここからはニュースQプラスです。県民投票まであと4日。こうした中きょうから始まった。県議会の代表質問代は、野党自民党から玉城知事に対し、厳しい質問が相次ぎました。
県民投票を「静観」する構えの自民党でしたが。
座波一県議「今回の県民投票は埋め立て反対運動の延長であり、玉城知事がこの県民投票の結果を後ろ盾にしたい意図が見える」「なぜ、自らの対話と交渉で解決へ導く努力を続けないのか」
玉城知事「辺野古の埋め立てについて県民ひとりひとりがしっかり考え、その意思を示すことは大変意義があるものと考えております。私はかねてから辺野古新基地建設問題は司法ではなく、対話によって解決策を求めていくことが重要と考えております。今後も政府に対してはその対話によって解決策を求める民主主義の姿勢を強く求めてまいりたいと思います」
自民党からは、選択肢をめぐる不満も蒸し返されました。
座波一県議「基地問題に苦悩する複雑な民意をくみ取ろうとしなかった、それで強引に実施したということは、私は指摘しているのでございます。辺野古区民、あるいは、宜野湾市民の複雑な民意である”容認”や〝やむを得ない〟という意見をどのように受け取っているのか、明確に答えていただきたい。県民の意思ではないのか、切り捨てるのか、なぜ切り捨てるのかということを聞いているのです」
池田知事公室長「様々な思いを反映させる1つの選択肢として〝どちらでもない〟という3択ということで、県議会で代表者会において全会一致で合意され、私ども、条例改正をお願いして、修正案ができたという風に考えております
一方、今回の議会ではおよそ7349億円の来年度一般会計予当初算案が審議されます。玉城知事の就任後、初めてとなる予算編成。国が補助する沖縄振興予算のうち、県を通さずに交付先の市町村を指定できる「特定事業推進費」およそ30億円が新設された一方、使い道の自由度が高い「一括交付金」が、112億円減額。
沖縄振興の先行きに「政府主導」の色がこれまで以上に強まることが懸念されています。