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自民県連 照屋守之前会長が決意語る

先週、県民投票をめぐる党内の混乱の責任を取り、辞職した自民党県連の照屋守之前会長。12日に記者会見を開き、決意を語りました。

照屋守之前会長は「私としては、常任総務会の会長の辞職については異論はありません。引き続き、自民党の中で政治活動、県民投票の行方、さらには県政の状態も含め対応していく」と話していました。

照屋前会長の進退をめぐっては1月、県民投票の全県実施が決まった直後に辞任を表明。その後一転して撤回届けを出しましたが、認められませんでした。

その背景にあったのが「県民投票」。党内では「独断で3択案に合意した」などと批判が集まっていたのです。

島袋大幹事長は「この混乱模様もろもろ含めて、個々の議員の意思疎通がまずできていなかった。県連会長が議長案に単独で自分の意見を貫き通して、のっかったということに関しては我々は組織としてあまりにも自分の判断が強すぎたんじゃないかという意見もありました」と話していました。

県民投票をめぐって、思いがけず、自民党県連を引っ張ってきた重鎮が会長職を退かなくてはならなくなったゴタゴタ劇場。

照屋守之元会長は「私の独断専行になって県議会を含め県連の中で理解を得られなかったのは事実としてありますから、そこは県連会長をやめるという形でひとつの整理ができた」と話していました。また、県民投票への対応を問われ「全県実施で県民投票をやるということと、どのような形で会派・自民党県連が対応していくかは別問題だと思っていますから、今後会派内で県連も含めて県民投票については協議していきたい」と話していました。