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戦前・戦後を通して沖縄の美術や文化振興に貢献した大嶺薫さんのコレクションを紹介する企画展が8日から那覇市で始まりました。

大宜味村出身の実業家で、戦前から世界各地の古美術品を収集した大嶺薫さん。企画展は、県立博物館・美術館に寄贈された3500点を超えるコレクションの一部を展示したもので、「吉祥」をテーマに、おめでたい模様などをあしらった美術品が並んでいます。

こちらは、江戸時代に嫁入り道具のひとつとして庶民にも普及したという柄鏡。鶴や亀のつがいなど縁起のいい「蓬莱文」が艶やかに施されています。企画展は3月4日までで、8日午後2時からは解説会も行われます。