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野党国会議員が辺野古視察で防衛局追及

新基地建設が進む辺野古の現場を国会の野党議員らが合同で視察しました。

議員らはグラスボートから新基地建設が進められる現状について沖縄防衛局などから説明を受けました。土砂が搬入されている護岸の周辺に近づくと。

野党議員「あれ、赤土じゃないか?赤くないのかって」

沖縄防衛局員「いや、あれは一応あの、一応ではありません、岩ずりでございます」

野党議員「『一応』岩ずりです、って…」などのやりとりがありました。

議員らはその後の沖縄防衛局へのヒアリングでも、埋め立て承認の際の説明と異なり、赤土を多量に含む土砂が埋め立てに使われているのではと追及しました。

これに対し沖縄防衛局は「埋め立て承認申請の際の説明は、護岸で閉め切る前に埋め立てることを想定したものだ」とし、食い違いがあるとの指摘はあたらないと、正当性を主張しました。

日程を終えた議員らは会見し、工事に費用が幾らかかるか、いつまでかかるかも防衛省自身分からないことがはっきりしたとして、工事の中止を改めて訴えていました。