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県民投票に事実上、不参加を表明したうるま市長を説得するため玉城知事が面談に訪れました。
島袋俊夫市長は「検討の可能性があると、ぜひ知事の裁量権で見直しも含めて、もう一度県議会も含めて再検討できないものか」と話しました。
うるま市の島袋市長は14日、県民投票について賛成か反対かの2択では多様な市民の考えが反映されず、現状では実施できないと事実上の不参加を表明。さらに、選択肢を4択にするよう県に要請していました。
玉城知事は「この県民投票は全県41全市町村でぜひ行っていただきたいというお願いを伝えに参りました」と話しました。
玉城知事は、島袋市長に対し、県民投票条例は県議会で強行的な採決ではなく、丁寧な議論を経て制定されたものだと説明。条例として定められた以上、市町村が実施する義務は明確だと説得しました。
面談の後、記者団から質問を浴びた玉城知事。しかし、答えることなく市役所を後にしました。
一方、市長が不参加を表明している宜野湾市の役所前では「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表がハンガーストライキを始めました。
「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表は「(宜野湾)市長にも1月7日にお会いして、要請書を手渡しましたけど、不参加という態度は変わりませんでした。体を張るしかないかなという結論に至りました」と話しました。
元山代表はすべての市が県民投票に参加を表明するまで、食事をせず、水分だけをとるハンガーストライキを続けることにしています。