※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
宜野湾市 改めて不参加表明も「心痛い」

辺野古をめぐる県民投票。「賛否」を問う二者択一の県民投票から形を変えるかもしれません。不参加を表明している宜野湾市や、沖縄市で動きがありました。

2018年12月に県民投票への不参加を表明した宜野湾市の松川市長が1月10日再び会見しました。松川市長は県民投票条例制定の前に県と宜野湾市の事前協議がなかったなどとして、県が強権的に投票事務を市にさせることには承服できない、と述べました。

一方で、県民投票への参加を求める市民からの声は数多くあることから、「大変心が痛い」と話していました。

県民投票の会が沖縄市に実施要請

県民投票の会が沖縄市に実施要請

一方、宜野湾市と同じくすでに県民投票への不参加を表明している沖縄市では、県民投票参加を改めて求める要請を受けた桑江市長が迷いを見せる場面もありました。

県民投票の会の要請を受けた桑江市長は、投票の選択肢が変わる場合は県民投票の実施を改めて検討できるとの考えを示しました。

選択肢の追加や変更には県議会の議決を経た条例改正が必要で、県民投票のスケジュールにも影響することは必至です。実現は不透明ですが全市町村での県民投票実施に向けた動きとして検討されるのか、注目されます。