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海上での実施は今回が初めてです。アメリカ軍機が海に墜落したことを想定した日米合同訓練が8日本島近海で実施され、ケガを負った漁師の救助方法などを確認しました。訓練は、嘉手納基地に向かって飛行中のアメリカ軍機が鳥の群れに遭遇し、複数の鳥がエンジンに吸い込まれて操縦不能となり、海に墜落したという想定で実施されました。
日米合同の実動訓練はこれが3回目ですが海上では今回が初めてで、訓練ではまず風速10メートル以上の強風が吹く中、アメリカ軍の救難ヘリが海面に漂流するパイロット2人を吊り上げて救助しました。
また、墜落した機体からの落下物が漁船を直撃し、船の乗組員がケガをしたケースも想定し、海上保安庁の巡視船がケガ人を救助する訓練も行われました。今から2年前には実際に多くのマグロ漁船が航行する伊計島の沖合いにF15戦闘機が墜落する、事故も起きていて周辺の自治体はF15部隊の撤去をアメリカ軍に求めています。