こんばんは!スポーツをお伝えします。きのう行われたサイクリングのイベント、シュガーライド久米島です。全国から自転車好きが集まるこのイベント。参加者最高齢の方にその魅力を聞いてきました。
今年で8回目を迎えたサイクリングのイベント、シュガーライド久米島。島の様々な景色を楽しみながら走れることがその魅力。全国的なスポーツバイクブームもあいまって、県内外から注目が高まっているこのイベントにはことしも北海道から沖縄まで全国から約100人が参加。サイクリングが島に人を集める1つのコンテンツにもなっています。
久米島観光協会 平良博一副会長「健康志向でもあるしスポーツバイクが流行りつつあるので、これは1つのコンテンツとして我々も大切に育てていきたいと思っております。」
このイベントに第1回からすべて参加しているのが、今回の参加者の中で最高齢となる城間勲(しろま・いさお)さん。
城間勲さん「先月誕生日を迎えたので“82歳”です」
仕事を定年退職してから自転車に乗り始めたという城間さん。腕には「生涯現役」の文字。
城間勲さん「自転車を乗るために筋トレをやっている。ペダルを漕ぎ続ければ病気は追いつけない。」
城間勲さん「(Q.本当に自転車がお好きなんですね。)そうよ。女房よりも好きだ(笑)。(妻も)自転車を愛していることをわかっているから大丈夫です。」
「自転車愛」がとても強い城間さん。きのうのイベントでは3つのコースのうち35キロに挑戦。軽やかな走りで島の道へと飛び出していきます。参加者たちを待っているのは変化に富む久米島の美しい景色。途中には厳しい上り坂もありますが、そのあとには爽快感たっぷりの下り坂も。
参加者「最高~!」
さらに各地のエイドステーション。島ならではの食べ物も並んでいて、もちろん島の特産である車エビもあります!
参加者「(車エビを食べて)うん!うわぁすごい芳ばしい。これ100本くらいいけちゃいますね!」
城間さんも自転車の魅力を噛みしめながらペダルを漕ぎ続けます。
城間勲さん「風を受けて、あるいは景色、海を見ながら、自然と向き合ってやるというのは大変楽しいです。坂道を登る場合にとてもきつい思いをする。本当に登れるのかなと思いながら精一杯漕いでいって、頂上まで登れた時の達成感それがまた楽しい。」
今回もサイクリングを満喫した城間さん。ゆっくりと4時間ほどかけ35キロを走破しました。
城間勲さん「まだまだ続けるでしょうね。あと何年続くかは神様しか知らないけどね。自転車って僕の宝物だな。離れられない相手だ。」