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国内外の富裕層を受け入れるための取り組みについて考える観光シンポジウムが5日、那覇市内で開かれました。

今月5日に開かれたこのシンポジウムは県が主催したもので、多くの観光業の関係者が参加しました。はじめに、嘉手苅孝夫文化観光スポーツ部長は、「これからの沖縄観光は数ではなく質の高いサービスが大切で、一人当たりの消費単価額をどう上げるかが課題」だと述べました。

そして、日本交通公社の山田雄一さんは、富裕層を取り込む世界各地のリゾートホテルの事例を紹介し、「富裕層が行きたいと思うのはステータスに沿った空間であり魅力ある地域」と説明。そのためには地域が一体となって、対応することが大切で、そうすることが沖縄観光全体の底上げにつながると話し、参加者は熱心に聞き入っていました。