続いては、”ばんみかせ!南部九州高校総体~若きウチナーアスリート~”
来年、県内を舞台に行われる高校スポーツの祭典、全国高校総合体育大会に挑む高校生をご紹介します。きょうは、陸上競技〝期待の星〟です。
宜野湾市にある沖縄カトリック高校。ここに全国トップクラスの記録を持つ若きウチナーアスリートが!
男子円盤投げの藤原孝史朗(ふじわら・こうしろう)選手!陸上部の後輩と2人、日々練習に励んでいます。今年の春、自己ベストは42メートルでしたが、夏の投げ込みを経て45メートルに。記録を塗り替え続けています。
沖縄カトリック高校藤原孝史朗選手「今は49メートルです。(春から)7メートル近く伸ばしました。円盤の魅力は遠くに飛ぶというのがとても楽しいです」
小学生の頃、2歳上の兄・辰之輔(たつのすけ)さんとともに、ドッジボールに励んでいた藤原選手。その経験が今にいきているといいます。
沖縄カトリック高校藤原孝史朗選手「ドッチボールがあったおかげで(腕の)振り切りとかができていると思うのでドッチボールがあったことはとても大きいです」
陸上を始めたのは中学校3年生のとき。
より安定した〝投げ〟を目指し、母・一美(かずみ)さんの協力で体重を1年で30キロ増やしました。元々は砲丸を投げていましたが、今年、更なる高みを目指して円盤投げに転向。そこにはある思いがありました。
沖縄カトリック高校2年藤原孝史朗選手「本格的にやったらまだまだ伸びると思って全国を狙うには円盤の方が狙いやすいと思って砲丸メインから円盤メインに変えました」
その狙い通り、9月の県高校新人大会で優勝すると、20日に行われたU18日本選手権では全国3位に!今後はさらにフォームを安定させ、県記録・日本記録の更新、そして9か月後に迫る高校総体優勝を目指します。
沖縄カトリック高校藤原孝史朗選手「どの選手よりも投げてきたと思うので目標は日本高校新記録で地元優勝することです」