こんばんは、スポーツお伝えします。まずは明治安田生命サッカーJ3のFC琉球です。初のJ2昇格がかかった長野でのアウェイ戦、取材してきました。
色鮮やかな紅葉に包まれる長野でのアウェー戦。その中でも存在感を示す深い赤FC琉球のチームカラーであるベンガラ色。J3リーグ参入から5年、ついに悲願のJ2昇格が色濃くなってきました。
沼尻アナウンサー「決戦の地、長野にやってきました。J3リーグでは上位2位チームがJ2昇格を決めます。きょうの試合、FC琉球が勝利し、かつ、2位・鹿児島、4位・沼津がきょうの試合で引き分け以下だとFC琉球の2位以上が確定。J2昇格が決まります。悲願達成が目前です」
沖縄からのサポーター「(J2昇格を)そりゃあもう決めたいですよね。きょう決めるぞって気持ちで乗り込んできています」
FC琉球関東隊のメンバー「平成最後のJ2昇格組になれるというのも感慨深い感じを受けています」
沖縄や関東のサポーターも駆け付けた一戦。しかし、アウェイ用・水色のユニホームFC琉球はホームの大声援を受ける長野に主導権を握られます。守りの時間が多くなりいつもの攻撃的なサッカーを展開できません。
スコアレスで折り返し迎えた後半、チームを率いて3年となる金鍾成監督の指示は「もっと前に」徐々に積極性を取り戻していったFC琉球、後半29分、和田凌!
惜しくもポスト。これが惜しくもポストに嫌われます。その後もシュートを打ち続けますが、得点はならず。
試合は0対0のまま、後半アディショナルタイムへ。残された時間は4分。すると…
アディショナルタイム3分、長野に1点を奪われます。残り時間わずかでの痛恨の失点に万事休す…
と思われましたが、FC琉球は誰も諦めていませんでした!試合時間残り1分もない中での同点ゴール!
J2昇格確定は次節以降にお預けとなりましたがアウェイで貴重な勝ち点1をもぎ取りJ2昇格、そしてJ3優勝に大きく近づきました!
金鍾成監督「勝ち点1を奪えたことは結果として悪いことではないと思っています。(来週のホーム戦は)沖縄の地で与えられたチャンスと思って全力で向かいたいと思っています」
朴主将「ホームでしっかり勝って(ホーム戦は)無敗が続いているので勝ち続けたいと思いますね」