子どもたちに小さな命を見つめる中で、環境保護について学んでもらおうという授業が本部町で行われています。
この日、海洋博公園にやってきたのは、瀬底小学校の児童9人!外はあいにくの天気ですが、子どもたちはウッキウキ!なぜなら、きょうは待ちに待ったウミガメ学習の日だからです!
ウミガメ飼育担当・小淵貴洋さん「きょうはまず最初に、一学期にみんなが勉強したことの復習から入りたいと思います。みんなが、これから世話をする子ガメの甲羅の大きさのはかり方などを勉強していきます」
この取り組みは、こどもたちに沖縄の豊かな自然を通して環境問題について考えてもらおうというライオン美らアクションの一環で、3年前から行われています。
1年間を通して行われるウミガメ学習。こどもたちはまず、1学期にウミガメの生態について学びます。そして2学期はウミガメの子育てを経験し、春に放流するのです。
きょうは、ウミガメの子どもと初対面の日!でも、そのまえに、まずはウミガメの生態の復習から!
小淵さん「交尾の後どれくらいで卵産むと思う?(子どもたち:1週間!)2か月経つと、赤ちゃんが生まれてくるんですけど」
子どもたち、いつになく真剣な表情。そして、お待ちかね!ウミガメ触れ合い学習!
小淵さん「沖縄の方言でがらさーがーみーっていいます。がらさーって意味わかる?(子どもたち:鳥!)そう、カラス!」
こどもたち、ウミガメの大きさや水温などのはかり方を教わった後は、、甲羅磨き体験!うまくできるかな??
小淵さん「甲羅がやわらかい!手もひ弱!骨もしっかりしていないです。触るときは乱暴に扱わずに、優しく触ってあげてください」
女の子「気持ちいいって言ってるから、こんなにおとなしいのかも。喜んでくれてたらすごいうれしい」「気持ちよさそう~。全然汚れついてない、きれ~い。もうちょっと頑張って~」
ちょっと苦労している子も。一匹一匹個性があります!
男の子「あ~動くな~!暴れるな~あわてるな~!」
少し苦労しながらも、みんな上手に磨けました!!これから約半年間ウミガメの子育てに挑戦するこどもたち!
女の子「初めて、ウミガメの世話をするので、優しく甲羅磨きとか、いろいろやるので、しっかりやってがんばりたいなと思いました」
ウミガメとともに、子どもたちも成長していきます。