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平和運動センター議長ら2人の控訴審が始まる

高江や辺野古の抗議活動で、公務執行妨害などの罪に問われている平和運動センターの議長ら被告2人の控訴審が福岡高等裁判所那覇支部で16日始まりました。

平和運動センター議長・山城博治被告「運動から離脱せよ、そういうことを迫り続ける政府が法治国家だとか、この国は法の下にあるんだとかうそぶいていますが、ぜひそのようなことを許さない」

平和運動センターの議長・山城博治被告(66)ら2人は2016年、高江や辺野古の抗議活動で沖縄防衛局の職員を転倒させたりゲートの前にブロックを積んだりなどした罪に問われています。

被告らは2018年3月の1審での有罪判決を不服として控訴。16日開かれた控訴審の初公判で山城被告は「抗議は民意の体現で、やむを得ない表現活動だった。暴力だ、罪だと言われるのは理解できない」と述べました。

弁護側は1審判決の破棄を求めていて、検察側は控訴の棄却を求めています。裁判は11月13日に結審し、12月13日に判決が言い渡されます。