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64年前の10・10空襲の様子と那覇大綱挽にこめられた平和の思いを確認する企画展が、開かれています。

この展示会は、1944年10月10日早朝、アメリカ軍による那覇への激しい空襲で死者225人を出した、10・10空襲の様子と、1971年に那覇市市政50周年を記念して復活した大綱引が行われている様子を紹介するものです。会場には、空襲を受けがれきの街となった当時の那覇の状況や、復活した大綱引の様子を伝える写真などおよそ100点が展示されています。

また、今回は琉球王朝時代に行われていた大綱引の様子を描いた、19世紀後半から20世紀初頭に製作された、「那覇四町綱之図」が初めて公開されています。展示会は10月29日まで、那覇市歴史博物館で開かれています。