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北部の民間救急ヘリとして2007年からおよそ10年間活動を続けてきた、MESHがヘリでの救急搬送を終了することを発表しました。
2007年6月、北部の救急医療の格差を軽減したいと、2018年1月に亡くなった小濱正博医師が中心となって、活動を始めた民間救急ヘリMESH。
小濱正博医師は「我々が目指すことは単純ですよ。一つ。人を救うための仕事。それだけですよ。そのために皆日夜頑張っているわけですから」と話していました。
しかし、その活動は年間7300万円の運営費を捻出する資金難との戦いで、自治体の補助金や民間の寄付金に頼っていたため運休と再開を繰り返しました。
運営するメッシュ・サポートは21日、「補助金が1年半前に終了し、寄付金だけでの運営は厳しい」として8月30日に11年間の活動を終了したことを発表しました。
ただ「MESHはなくなったわけではなく、今後は、2年前から運航している飛行機での救急活動は続けていく」として、離島などでの救急医療活動の継続を訴えていくということです。