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県は辺野古の埋め立て承認を撤回したことを受け、沖縄防衛局が申請していたサンゴ類の移植に向けた特別採捕を不許可としました。
沖縄防衛局は、新基地建設工事の影響を避けるためとして、埋め立てる海域と周辺に生息するサンゴのうち約7万3000群体を移植の対象とし、このうち約4万群体の移植を県に申請していました。
これに対し、県は3日、埋め立て承認そのものを撤回したことから「環境保全措置を実施する理由も消滅している」として、移植に向けたサンゴの特別採捕を全て不許可とする回答を国に通知しました。
今後国は知事選への影響も考慮しながら、対応を検討するものとみられます。
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