全国高校総体のなぎなた団体で、2年ぶり2度目の全国制覇を果たした首里高校なぎなた部。その強さの秘密に迫ります。
今月7日、三重県で行われたなぎなた団体・決勝。
首里は、大分の大分西を2対0で破り、優勝!県勢としては6度目の全国制覇を成し遂げました。
首里 3年安次嶺心 選手「思いっきりというのだけは考えて。自分のことも信じてチームの仲間を信じて自分が試合に出られたのは良かったと思う」
首里 2年山城り子 主将「いつもだったら気が焦ってしまう自分がいたがそこを我慢して冷静に相手に向かって集中していこうという気持ちで挑んだ」
創部37年の歴史を誇る首里高校なぎなた部。確実に審判の旗が上がる技ありの1本を打つための基本にこだわり、日々、20人の部員が汗を流しています。
首里 大城エリカ監督「練習時間が短い平日も1時間半休日も2時間半とか3時間とか。そういう中で集中力はあるなと感じているので」
チームは2年前の高校総体で初優勝!しかし、連覇が期待されていた去年はベスト16にとどまり、悔しさを経験。
その思いを胸に練習に励んできました。今大会まで主将を務めた安次嶺心(あしみね・こころ)選手。
競技に励んでいた姉の影響を受け、なぎなたを始めたのは小学4年のとき。個人戦では準優勝の成績を収めました。
首里 3年安次嶺心 選手「色んな人に支えてもらってなかなか1・2年生の頃に結果が出せなくて結果で恩返しすることができてなくてそれが最後の大会でできたのは良かった」
来年は、地元・沖縄で行われる高校総体。チームは1年後を見据えています。
首里 2年山城り子 主将「来年は沖縄で開催されるのでチーム首里でまた全国の舞台で伸び伸びと試合ができるように頑張っていきたい」
チームワークをいかし、再び全国の頂点へ。夢の2連覇を目指し、チームの挑戦が続きます!
「勇気凛々!」