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7月9日から沖縄を訪れているフィリピン残留日系人のうち2人が、父親のふるさとなどを回り、おばとの対面を果たしました。沖縄に滞在中の安谷屋ロドルフォセイイチさんと、妹のトリニダッドヨシコさんの2人は、おととい、うるま市屋慶名で、親族と面会しました。
また、幼いころ死別した、父親、盛之助さんの出身地、津堅島も訪ね、盛之助さんの妹、棚原ヨネさんとも対面。ヨネさんが、「戦争がなければ、今頃は島で一緒に暮らしていたかもしれない」と涙ながらに語りかけると、安谷屋さんら2人も涙を流していました。
このあと2人は、大勢の島の人たちの歓迎パーティーに招かれ、「これほどの歓迎を受けるとは思わなかった。ここに住むかどうか、フィリピンの家族と相談します」と、笑顔を見せていました。