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深刻化する外国からの漂着ごみ問題で、県や関係機関が対策会議を開きました。
県によりますと、2009年度から2017年度でに回収された漂着ごみは4000トンに上っています。その大半は、宮古や八重山の海岸に打ち上げられ、西表島ではマングローブ林の奥にまで漂着ごみが集まりごみの山ができ上がっています。
20年間、島々の海岸線の漂着ごみを調べてきた防衛大学名誉教授の山口晴幸さんは、漂着ごみがこの20年で23倍にも増えたこと、台湾や中国、韓国などのごみが9割以上を占めていることなどを説明しました。
その上で、漂着ごみが細かなマイクロプラスチックとなり、自然環境に有害な影響を及ぼしていると指摘し、早急な対策の必要性を訴えました。