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名護市辺野古での基地建設に伴う国の環境アセスの準備書で、ジュゴンに関する記載が改ざんされたとして、準備書を訂正させるよう市民団体が県に要請しました。

県庁を訪れたジュゴン保護キャンペーンセンターのメンバーは「沖縄防衛局は1999年度以降、ジュゴンは辺野古沖では確認されていないと準備書の県民意見に対する回答に記載している」と指摘しました。そして、少なくとも防衛局は2004年度まではジュゴンの生息を確認していながら偽っていると訴え、県に対し、防衛局に訂正を勧告するよう求めました。

これに対し県環境政策課の安富雅之課長は「法に違反する虚偽記載とまでは言えない」と述べ、訂正勧告に難色を示したうえで「県の諮問機関である環境アセス審査会では、2004年度に辺野古沖で確認されたジュゴンの存在を認識した上で審査してもらう」と答えています。